頭痛が起きる原因で寝すぎによる頭痛があります。
その頭痛の原因の一つは普段と違う睡眠時間による脳の混乱が考えられます。
普段の睡眠時間が7時間くらいの人が休日に9〜10時間も眠ってしまうと、生活リズムが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。すると脳の血管の収縮、拡張のリズムも乱れ頭痛が起こりやすくなってしまいます。
また眠りすぎると脳などの血行が悪くなります。眠っている間に血管の緊張は緩み、血管が拡張しやすくなり頭痛が起こります。
対策としては寝過ぎないことが一番ですが、睡眠時間の確保が難しい方はお昼寝で睡眠時間を補うのも良いと思います。
そして睡眠の質を上げて疲れを取れやすくすることも大切です。そこで、寝る前に温かい飲み物(カフェインの入っていないもの)で体を温めると気持ちが落ち着き、交感神経、副交感神経のバランスが良くなり良質な睡眠が得られるようになります。
しかし、過眠による頭痛は時間が経てば解消されるので、あまり気にし過ぎなくても大丈夫です。
まず、休日に睡眠時間を増やしすぎないように気をつけて、睡眠サイクルを整え、過眠による頭痛に気をつけて下さい。