今日は、天気が悪くなってくると、頭痛を引き起こす引き起こす気象病についてのお話すです。これは飛行機の気圧の変化でも起こってしまうものなのですが、その対処法をご紹介します。
飛行機など、気圧の変化で起こる頭痛を気象病と言います。気象病とは、天気が悪くなってくると、体の調子が悪くなり、
・めまい
・吐き気
・肩こり
・頭痛
を引き起こします。
特に季節の変わり目は、その不調も感じやすくなります。
ちなみに、気象病で悩む人は、推定1000万人いると言われています。
そんな気象病の原因の一つが敏感耳です。
通常は気圧の変化に徐々に体が対応していくのに対し、耳(内耳)が過敏になると過剰に体が反応するため、天気が悪くなると体調不良を引き起こしてしまいます。
ではこの厄介な気象病を予防・対策する方法とは。
それが、くるくる耳マッサージと耳当て
気象の変化が起こりやすい飛行機で働く客室乗務員が披露した方法が、耳当てです。
その耳当てのやり方は、違和感のある耳に手を当てるだけ。
耳を温めるだけの簡単な方法ですが、客室乗務員の間では代々受け継がれている気圧対策でした。
また、気象病対策・予防法は、くるくる耳マッサージです。
やり方は
・耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張る
・そのまま軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり5回まわす
・耳を包むように折り曲げ5秒間キープ
・耳全体を手のひらで覆って、ゆっくり円を描くように後ろに向かって5回まわす
という簡単な方法の耳のマッサージです。
なお、回数の目安は、朝・昼・晩の3回、痛みの出ない程度の力でマッサージする必要があります。
これを行うと飛行機に乗っている時や、気圧の変化のときでも痛みの緩和に繋がるそうなので、頭痛持ちの方はぜひ実践してみてくださいね。